タチイヌノフグリ


ゴマノハグサ科/クワガタソウ属

タチイヌノフグリ
花は4mmほど
撮影 いがりまさし 3月30日 愛知県豊橋市

和名 タチイヌノフグリ
立犬の陰嚢。

由来
ヨーロッパ原産の帰化植物。明治のはじめに渡来し、東京から全国に広がった。イヌノフグリに似て茎が直立する所から。

花期 3〜6月。
特徴 花は鮮やかな青紫色をしているのに、ごく小さいのでなかなか目につかない。大きさだけでも似た仲間と識別できるが、花柄がほとんどなく葉に埋もれるようにして咲くのも特徴。越年草。


青紫色。


花冠の直径4mm。花には花茎がほとんどなく、茎の上部の葉に隠れるようにつく。

草丈 直立。10〜40cm。
下部で対生、上部では互生。長さ0.6〜2cm、幅0.4〜1.8cm。広卵形でやや大きな鋸歯がある。
生育地 道ばたや空き地、庭など日当たりの良い場所。
分布 北海道、本州、四国、九州。ヨーロッパ原産。


(似た物)
  • オオイヌノフグリ
    花は1cmほどと大きい。

  • フラサバソウ
    花は淡い青色。両種とも花には明瞭な柄がある。

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