ニシキゴロモ


シソ科/キランソウ属

ニシキゴロモ
撮影 いがりまさし 5月11日 三重県藤原岳

和名 ニシキゴロモ
錦衣。

由来
葉が美しいの錦に例えてこの名がある。

花期 4〜5月。
特徴 葉脈と葉裏が紫色を帯び、表面もうっすら紫色に染まる。変種のツクバキンモウソウとは上唇で見わけられる。ニシキゴロモの上唇は大きくV字状に切れこむのが特徴。多年草。


ピンク〜淡紫色。まれに白色。


花冠の長さ11〜13mm。上下にわかれた唇形花。上唇は2裂し(V字形)長さ約3mm。花は穂のようにならず、茎の上部の葉の脇から出る。白花をつけるものをシロバナニシキゴロモという。

草丈 8〜15cm。
対生。長さ2〜6cm、幅1〜3cm。卵形〜長倒卵形、先は丸い。縁には粗い鋸歯がある。
生育地 山地の木陰など。
分布 北海道、本州、四国、九州。日本海側に多い。


(似た物)
  • ツクバキンモンソウ
    主に太平洋側。上唇は長さ約1mmと短く、半円形で切れこまない。

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