ジュウニヒトエ


シソ科/キランソウ属

ジュウニヒトエ
撮影 いがりまさし 4月30日 長野県松本市

和名 ジュウニヒトエ
十二単。

由来
重なって咲く花の姿を昔の女官などが着た衣装(十二単)に見立てた。

花期 4〜5月。
特徴 花は何段にも輪生し穂のようになる。全体がふかふかした毛で覆われている。多年草。


ごく淡い淡紫色か白色。


花冠は長さ約1cm。茎の先に4〜6cmほどの花序を出し、花を輪生状に数段つける。花は下から咲きのぼる。

草丈 直立または斜上。10〜25cm。
対生。長さ3〜5cm、幅1.5〜3cm、倒披針形。波状の鋸歯がある。
生育地 雑木林、やや乾いた丘陵地や日当たりの良い土手など。
分布 本州、四国。


(似た物)
  • ニシキゴロモ
    花序はあまり立ち上がらない。主に日本海側。

  • ツクバキンモンソウ
    ニシキゴロモの変種。主に太平洋側。

  • ツルジュウニヒトエ
    別名:セイヨウジュウニヒトエ。庭によく植えられる園芸植物。花は濃い紫色。

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