オカタツナミソウ


シソ科/タツナミソウ属

オカタツナミソウ
花は茎の頂にかたまってつく
撮影 いがりまさし 5月16日 愛知県葦毛湿原

和名 オカタツナミソウ
丘立浪草。

由来
横から見た花の形が海の浪に似ていることからタツナミソウ。丘に生えるので丘タツナミソウ。

花期 5〜6月。
特徴 花が上部にかたまって咲くのが特徴のひとつ。何本もまとまって生えるのはまれで、ふつう2〜3本ずつ離れて生える。タツナミソウの仲間の見わけ方のポイントは茎の毛。オカタツナミソウは茎に下向きの毛が密生する。多年草。


淡紅紫〜淡紫色。


花冠の長さ11〜25mm。

草丈 10〜50cm。直立。
対生。長さ1.5〜5cm、幅1〜4cm、三角状卵形。上部のものほど大きい。葉の縁にはっきりした鋸葉がある。
生育地 丘陵地の林の縁など。
分布 本州、四国。


(似た物)
  • タツナミソウ
    茎に開出毛。

  • コバノタツナミ
    主に海岸近く。全体小型でやわらかい毛を密生する。

  • ヤマタツナミソウ
    茎に上向きの毛。

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