ガガイモ


ガガイモ科/ガガイモ属

ガガイモ
撮影 いがりまさし 9月3日 愛知県作手村

和名 ガガイモ
蘿摩。

由来
ガガイモはカガミイモの転訛である。カガミとは輝く実、種子の種髪が光ることによる。別名:コガミ。やはりカガミの転訛。

花期 7〜8月。
特徴 つる性の多年草。空き地、公園などのフェンスや他の植物にからまって咲いている。茎や葉を傷つけると白い汁を出す。葉の脇の葉腋からピンクの星のような花がいくつもまとまって出て咲く。多年草。


淡紫色。


花冠の直径1cmほど。花冠は5裂、内側には長い毛が密生する。

草丈 つる状。他のものにからまって伸びる。
対生。長さ5〜10cm。細長いハート形(長卵状心形)、裏面は白緑色。
生育地 日当たりの良いやや乾いた道ばたなど。
分布 北海道、本州、四国、九州。
備考 長さ10cm、幅2cmほど。涙の滴のような形で表面にイボ状の突起がある。中に種髪と呼ばれる絹糸のような毛のついた種子が多数ある。種子は秋風に舞い散布される。


(似た物)
  • イケマ
    つる性。花は白色。

  • コバノカモメヅル
    つる性。花は暗紫色で光沢がある。

  • オオカモメヅル
    つる性。花は暗紫色、内側に毛がある。

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