ミツバ
セリ科/ ミツバ属
葉は香味野菜として使われる
:
いがりまさし
6月10日 愛知県豊橋市
和名
ミツバ
三葉。
由来
小葉が3個あることから。別名:ミツバゼリ。
花期
6〜7月。
特徴
キャベツやハクサイと同じような野菜だと思っている人も多いかもしれないが、れっきとした野生植物である。山野の湿り気のある場所でよく見かける。梅雨の頃、丈はかなり高くなり、茎の上部に細かい白い花をまばらに咲かせる。とある電機メーカーのマークのような3小葉でまず同定できるが、香りもポイント。江戸時代から野菜として栽培されてきた。多年草。
花
色
白色。
形
細かい花。花弁は5個。花序は散形だが、まばらでばらけて見える。
草丈
直立。高さ30〜90cm。
葉
互生。葉は3小葉からなる。小葉は卵形〜菱形。先はとがり、ふぞろいの重鋸歯。
生育地
平地〜山地の木陰などやや湿り気のある場所。
分布
日本全土。
(似た物)
ウマノミツバ
小葉は5個。葉脈がへこむ。
タニミツバ
北海道、中部地方以北。葉は先がするどくとがり、鋸歯が細かい。ふつう3小葉、下部の葉のみ羽状の5小葉になる。
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用語解説