ボタンボウフウ


セリ科/カワラボウフウ属

ボタンボウフウ
撮影 いがりまさし 11月16日 高知県足摺岬

和名 ボタンボウフウ
牡丹防風。

由来
その葉が牡丹を思わせることによる。ボウフウは中国・朝鮮産の薬用植物。昔、朝鮮人参の代用として使われた時代もありゴシャメンニンジンと呼ばれたという。

花期 6〜9月。暖かい地方では12月でも花が見られる。
特徴 海岸に生えるセリ科のなかで、葉が青白くて光沢がないのがボタンボウフウの特徴。若葉や根が食べられるので食用ボウフウとも呼ばれる。かぜに煎服、また入浴剤としても用いられる。多年草。


やや黄緑を帯びた白色。


花序4〜10cm。複散形花序に白い細かな花を多数つける。

草丈 50〜100cm。
互生。厚く青白い。1〜3回羽状複葉。小葉は3〜6cmの倒卵形、先が2〜3裂し丸い。冬も枯れない。
生育地 海岸の岩場や砂地。
分布 本州(中部以西)四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • ハマボウフウ
    海岸。草丈は低い。葉は鮮やかな緑色で光沢がある。

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