ノダケ
セリ科/シシウド属
:
いがりまさし
9月2日 長野県蓼科高原
和名
ノダケ
野竹。
由来
和名の意味は不明。かぜ薬として煎じて飲む。
花期
8〜11月。
特徴
葉の基部が袋のように膨らむのが特徴。小葉が翼になって流れ、茎はふつう紫色を帯びる。花も紫褐色。セリ科で紫色の花をつけるのは少ない。実にはカレーのような香りがある。多年草。
花
色
紫褐色。または白色。
形
花序は直径4〜10cm。枝先に複散形花序を出し、紫褐色の細かい花をたくさんつける。
草丈
直立。80〜150cm。
葉
互生。葉は3〜5小葉からなり、さらに裂ける。小葉の基部は葉柄にそって流れ翼状になる。長さ10〜30cmと大きい。
生育地
丘、山野の林内や林縁などにふつう。
分布
本州(関東地方以西)、四国、九州。
(似た物)
ヒメノダケ
近畿、四国、九州。花は白色で葉の基部はふくらまない。
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用語解説