セントウソウ
セリ科/ セントウソウ属
:
いがりまさし
4月9日 埼玉県横瀬町
和名
セントウソウ
仙洞草。
由来
和名の語源は不明。別名:オウレンダマシ。葉がセリバオウレン(キンポウゲ科)に似ていることから。
花期
3〜5月。
特徴
多年草。まだ遅霜の降りそうな早春のころ、落ち葉をかきわけ他に先駆けて咲き出す。1mmほどしかない小さな花は放射状に伸びた枝の先につく。細かく切れこんだ葉と、まばらな花序が特徴。
花
色
白色。
形
花弁は5個。直径は1mmほど。
草丈
直立。高さ10〜30cm。茎は紫色を帯びることが多い。
葉
葉は、ふつう根ぎわから出て根生する。葉全体の長さは3〜7cm、幅2〜6cm。やわらかい葉は1〜3回3出羽状複葉からなる。小葉は卵形、鈍い鋸歯がある。
生育地
山野の森林の下。都会では石垣の間など。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
ミヤマセントウソウ
変種。愛知以西、四国、九州。小葉は極めて細い線形。
イワセントウソウ
亜高山。上部の葉は線形で花序はさらにまばら。
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用語解説