アリノトウグサ


アリノトウグサ科/アリノトウグサ属

アリノトウグサ
撮影 いがりまさし 7月18日 愛知県津具村

和名 アリノトウグサ
蟻の塔草。

由来
花をアリ、草全体を蟻塚にたとえた。

花期 7〜10月。
特徴 細長い枝にごく小さな赤褐色の花を点々とつける。なるほど、赤褐色のアリが茎の上を歩いているようにも見える。茎は4稜で赤褐色を帯び、下部は地面をはう。多年草。


淡黄褐色。


茎の先に枝をわけ赤褐色の小さい花を点々とつける。花は下向きに咲く。花弁と雄しべが落ちると雌しべが伸び出す。花弁は4個で反り返る。雌しべには4本の花柱があり、柱頭は赤く房のように裂ける。

草丈 10〜40cm。
対生するが、茎の上部では互生することもある。卵形。へりに鈍い鋸歯がある。
生育地 日当たりのよい草地、道端。やや湿った所。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ヒメスイバ
    雌花の柱頭は赤い。葉の基部は耳のように左右に張り出す。タデ科。

  • スイバ
    草丈30〜100cm。雌花の柱頭は赤い房状になる。タデ科。

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