ミズタマソウ
アカバナ科/ミズタマソウ属
:
いがりまさし
9月2日 大分県九重町
和名
ミズタマソウ
水玉草。
由来
果実が露に濡れると水玉のように見えるため。
花期
8〜9月。
特徴
子房や果実についているかぎ状の毛がこの仲間の特徴。果実はこの毛で衣服や動物について運ばれる。似た仲間と見わけるには葉の形がポイント。ミズタマソウは披針形で葉の基部がくさび形になる。茎に下向きの毛があり、節は赤みを帯びる。多年草。
花
色
白色〜淡紅色。
形
花弁、萼片、雄しべは2個ずつつく。花弁は2裂する。まばらな穂状になって咲く。
草丈
20〜60cm。
葉
対生し、縁には浅い鋸歯がある。長めの楕円形、先端はとがり基部はくさび形になる。葉裏に微毛がある。
生育地
山地の林下。半日陰の林縁。やや湿った所。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
ウシタキソウ
茎や葉にやわらかい毛が多い。葉の基部がハート形にへこむ。
タニタデ
ほとんど毛がない。葉や葉柄は赤みを帯びる。葉の縁には波状の鋸歯がある。
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用語解説