キカラスウリ


ウリ科/カラスウリ属

キカラスウリ
撮影 いがりまさし 6月30日 愛知県渥美町

和名 キカラスウリ
黄烏瓜。

由来
果実が黄色く熟すのでこの名。

花期 7〜9月。
特徴 花は夜に咲くが翌日の昼近くまで開いていることがある。雌雄異株。多年草。


白色。


白いレース飾りがついてカラスウリに似ているが、レースはやや短く、花弁は巾広い。

草丈 つる性。巻ひげの先が2〜5本にわかれる。
互生。3〜5浅裂する。濃緑色でやや光沢がある。
生育地 林の縁ややぶなど。
分布 北海道(奥尻島)、本州、四国、九州。
備考 果実は黄色。長さ約10cm。中の種子にはカラスウリのような帯はない。根や種子は薬用にする。根からはあせもなどに使うテンカフン(天瓜粉・天花粉)を採る。


(似た物)
  • オオカラスウリ
    四国、九州。花は昼も咲く。

  • カラスウリ
    花は夜のみ咲く。花弁は細かく裂ける。果実は朱赤色。

  • モミジカラスウリ
    葉がもみじのように深く裂ける。

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