タチツボスミレ


スミレ科/スミレ属

タチツボスミレ
托葉は櫛の歯状
撮影 いがりまさし 4月30日 長野県岡谷市

和名 タチツボスミレ
立坪菫。

由来
立ち上がるツボスミレの意味。ツボスミレの頁参照。

花期 4〜6月。
特徴 地上茎があり、托葉が櫛の歯状なのがこの仲間に共通の特徴。そのなかでタチツボスミレは最もふつうに見られる。ハート形の葉、淡紫色の花、紫色を帯びる距などが、主な特徴だが、変異も激しくあてはまらないものも出てくる。多年草。


淡紫色。


距はふつう紫色を帯びる。

草丈 5〜15cm。
ハート形。
生育地 人里から山地まで至る所で見られる。特に落葉樹林の林縁などに多い。
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • ニオイタチツボスミレ
    花びらがまとまって咲き、花の中心部の白がはっきりしている。香りがある。

  • ナガバタチツボスミレ
    茎葉が細長い。西日本に多い。

  • ナガハシスミレ
    距が著しく長い。

  • オオタチツボスミレ
    距はふつう白色。雪国に多い。

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