シハイスミレ


スミレ科/スミレ属

シハイスミレ
撮影 いがりまさし 5月5日 高知県工石山

和名 シハイスミレ
紫背菫。

由来
葉の裏が紫色を帯びることから。

花期 3〜5月。
特徴 葉の裏が紫色で、花が赤紫色の小さなスミレを見たらまずシハイスミレ。西日本ではふつうに見られる所が多い。多年草。


赤紫。


側弁の内側はふつう無毛。距は細長い。

草丈 5〜10cm。
卵形〜広披針形。斜め上に展開し葉の裏は紫色を帯び葉柄に翼はない。葉脈に白い斑が入るものも多い。
生育地 山地の林縁。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • マキノスミレ
    シハイスミレの変種で葉が細くてピンと立つ。見わけが困難な群落も多い。

  • ヒナスミレ
    葉の鋸歯が鋭く先がつまんだようにとがる。側弁の内側には毛が生える。

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