オオニシキソウ


トウダイグサ科/トウダイグサ属

オオニシキソウ
撮影 いがりまさし 10月6日 愛知県新城市

和名 オオニシキソウ
大錦草。

由来
錦草は茎が紅、葉が緑色でうつくしいので錦に例えられた。オオニシキソウは大型の錦草の意味。北アメリカ原産の帰化植物。

花期 6〜10月。
特徴 日本で見られるニシキソウの仲間は数種あるが、多くは茎が地面をはう。茎が立ち上がるものはこのオオニシキソウだけ。茎を切ると白い乳液がでるのはトウダイグサ属に共通する特徴。1年草。


白色〜帯赤色の花弁のような付属体がある。


枝の先に花弁も萼もない花をつける。杯状花序と呼ばれる独特の花序をつくる。雄しべと雌しべと腺体を囲むようについた花びらのようなものが付属体で、白〜赤色を帯びる。1年草。

草丈 高さ20〜60cm。よく枝わかれしジグザグ状になる。
長さ1〜3.5cm。長楕円形。ほとんど無毛。葉の中央に暗紫色の斑紋が少し入る。葉表は青緑色で、葉裏は白緑色。
生育地 畑、道ばた、空き地など。
分布 本州、四国、九州、沖縄。北アメリカ原産。


(似た物)
  • コニシキソウ
    小型で茎は地面をはう。

  • ニシキソウ
    茎は地面をはうが葉に斑紋がない。

TOP | HOME | 用語解説