ヤブマメ
マメ科/ヤブマメ属
花は細長い
:
いがりまさし
9月11日 岡山県哲多町
和名
ヤブマメ
藪豆。
由来
林の縁ややぶなどに多いのでこの名がある。
花期
8〜11月。
特徴
3小葉のダイズのような葉のマメ科のなかで、紫色の花をつけるのはツルマメかヤブマメしかない。ヤブマメは花が細長く、筒のように見える部分が白っぽい。小葉はヤブマメの方が丸っこい。地上と地中に花びらをもたない閉鎖花をつくるおもしろい習性がある。種子は地中のものの方が大きい。1年草。
花
色
淡紫色だが、筒のような部分は白色。
形
長さ15〜20mm。ふつうの花(開放花)のほかに閉鎖花もつける。
草丈
つる性で長さ300cm以上になる。茎には密に毛がある。
葉
3出複葉。小葉は長さ3〜6cm、広卵形。両面とも伏毛がある。
生育地
道ばた、野原、林の縁など。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
ツルマメ
花は細長くなく開いた花びらが目立つ。豆果には毛がある。
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用語解説