スズメノエンドウ


マメ科/ソラマメ属

スズメノエンドウ
撮影 いがりまさし 5月4日 山梨県甲府市

和名 スズメノエンドウ
雀野豌豆。

由来
カラスノエンドウよりも小さいので雀の名をあてたもの。

花期 4〜6月。
特徴 スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、カスマグサは、形も生育環境もよく似ているが、スズメノエンドウは花に長い柄があり色がごく淡い淡紫色なのがポイント。カラスノエンドウは花が茎に直接つく。カスマグサのの花の色は、はっきりした紫色。また豆果にはふつう種子が2個入っているのも特徴のひとつ。1年草〜越年草。


淡い紫色。


葉のつけねからのびた柄の先に花をつける。長さ3〜4mm、ごく淡い淡紫色の花が3〜7個ずつつく。

草丈 30〜60cm。
互生。偶数羽状複葉。小葉は12〜14個あり、先がわずかにへこむ。茎や葉に毛がある。葉先は3〜5本の巻き毛になってものにからむ。
生育地 道ばた、野原、畑や田んぼの土手、人家周辺の草地でふつうに見られる。日当たりの良い場所。
分布 本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • カラスノエンドウ
    花は茎に直接つき紅紫色で長さ1.2〜1.8cm。豆果には種子5〜10個。

  • カスマグサ
    花ははっきりした紫色で5〜7mm。葉柄がある。豆果には種子4個。

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