シロツメクサ


マメ科/シャジクソウ属

シロツメクサ
よく見ると小さな花の集まり
撮影 いがりまさし 6月13日 北海道大沼

和名 シロツメクサ
白詰草。

由来
江戸時代、オランダから送られてきたガラス器の間に、乾燥したこの草が詰められていたことから、詰草といわれるようになった。別名:クローバー。

花期 4〜10月。
特徴 別名のクローバーの方が有名。白いボールのような花と3小葉は知らない人はいないだろう。似た仲間は花の色が黄色か紫系ばかりなのでまちがえる恐れもない。牧草として世界中で栽培されている。多年草。


白色。淡いピンクになることもある。


長い柄の先に白い蝶形花がボール状に集まって咲く。

草丈 15〜30cm。
小葉が3個の複葉で、昼は開いているが夜に閉じる就眠活動をする。長い柄がある。小葉の長さは15〜25mmの広卵形。小葉には白っぽいのV字形の模様があるものが多い。縁に細かい鋸歯がある。
生育地 芝生、空き地、道ばた、河川敷、畑や水田周辺。日当たりの良い場所。林道斜面の吹きつけに使ったりするので、奥深い山中で見ることもある。
分布 北海道、本州、四国、九州。ヨーロッパ原産。


(似た物)
  • アカツメクサ
    茎は直立して軟毛が多い。花は紅紫色。

  • コメツブツメクサ
    花は黄色で花序が直径7mm程度と小さい。黄色の蝶形花。

  • ベニバナツメクサ
    花は濃赤色。

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