カスマグサ


マメ科/ソラマメ属

カスマグサ
花は鮮やかな青紫色
撮影 いがりまさし 4月21日 岐阜県明智町

和名 カスマグサ
かす間草。

由来
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間的な形なので、頭文字をとってその間の草という意味。

花期 4〜5月。
特徴 スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、カスマグサは、形も生育環境もよく似ているが、カスマグサは花に長い柄があり色がはっきりした紫色なのがポイント。カラスノエンドウは花が茎に直接つく。スズメノエンドウの花の色はごく淡い淡紫色で一見白色に近い。また豆果には種子が4個入っているのも特徴のひとつ。1年草〜越年草。


淡青紫色。


長さ5〜7mm。葉腋から伸びた柄に1〜3個つく。

草丈 つる性。60cm。
小葉は8〜16個。長さ1.2〜1.7cm、幅2〜4mmの狭長楕円形。先の方の小葉は伸びて巻ヒゲとなる。
生育地 日当たりの良い道ばたや野原、山麓など。
分布 本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • カラスノエンドウ
    花は茎に直接つき紅紫色で長さ1.2〜1.8cm。豆果には種子5〜10個。

  • スズメノエンドウ
    花はごく淡い淡紫色で3〜4mm。葉柄がある。豆果には種子2個。

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