ヤマネコノメソウ


ユキノシタ科/ネコノメソウ属

ヤマネコノメソウ
撮影 いがりまさし 3月26日 三重県藤原岳

和名 ヤマネコノメソウ
山猫の目草。

由来
山に生えるネコノメソウの意味。

花期 3〜5月。
特徴 ネコノメソウの仲間は種類が多くて分類が難しいが、花の周囲の葉があまり黄色を帯びず葉が互生するのがポイント。花茎の基部にムカゴができ、走出枝がなく、花の萼裂片が開ききるのも重要な特徴。多年草。


ヤマネコノメソウ
葉は互生
撮影 いがりまさし


緑黄色。花の周囲の葉はネコノメソウほど黄色にならない。


花びらにような緑黄色の4枚の萼裂片は開ききる。

草丈 5〜20cm。
円形〜広卵形。丸い鋸歯がある。茎葉は互生する。
生育地 山地の湿り気のある所や川に沿った林。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • ネコノメソウ
    茎葉は対生。

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