タネツケバナ


アブラナ科/タネツケバナ属

タネツケバナ
果実は細長い
撮影 いがりまさし 4月29日 新潟県広神村

和名 タネツケバナ
種漬花。

由来
稲の種もみを発芽しやすいように水につける頃咲く花という命名。確かに花期は早い。

花期 2〜6月。
特徴 アブラナ科特有の菜の花を小さくした形の花だが、ナズナによく似ている。ナズナは果実がハート形になるがタネツケバナは細長い。越年草、時に1年草。


白色。


花びら(花弁)は4枚。径5mmほど。

草丈 5〜30cm。
細かい羽状複葉。変異が多い。
生育地 田のあぜや湿り気のある草地。
分布 日本全土。


(似た物)
  • オオバタネツケバナ
    全体がやや大きく頂小葉が特に大きいのが特徴だが、タネツケバナとまぎらわしいものも多い。山菜としては美味で知られる。

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