オランダガラシ
アブラナ科/ オランダガラシ属
:
いがりまさし
6月19日 群馬県片品村
和名
オランダガラシ
和蘭芥子。
由来
ユーラシア原産の帰化植物。明治のはじめに移入。軽井沢などで外人用に栽培されていたものが野生化したといわれる。別名:クレソン。
花期
4〜8月。
特徴
清流のほとりなどでよく見かける。繁殖力が強くよく群生する。特有の辛みがあり食用としてよく栽培される。清流の縁を埋めつくす十字状の白花も美しい。よく似たものにオオバタネツケバナがあるが、種子が1列に並ぶので見わけられる。多年草。
花
色
白色。
形
花弁は長さ4〜6mm。
草丈
直立。高さ20〜50cm。
葉
互生。長さ4〜12cm。無毛。小葉3〜11個からなる奇数羽状複葉。広楕円形〜卵形。頂小葉はより大きい。
生育地
清流の水辺、水中。
分布
日本全土。ヨーロッパ原産。
備考
種子が2列に並び、果実は熟してはぜても果皮が巻ないのが特徴。タネツケバナ属は種子が1列で、熟すと果皮がらせん状に巻く。
(似た物)
オオバタネツケバナ
谷川のほとりなどに生える。一番上の葉が大きく不規則に切れこみ、種子は1列に並ぶ。味はオランダガラシに似ている。
タネツケバナ
ひとまわり小さく小葉も細い。種子は1列に並ぶ
コンロンソウ
小葉は細長く、全体に毛がある。
ワサビ
葉は単葉でハート形。
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用語解説