フタリシズカ


センリョウ科/チャラン属

フタリシズカ
撮影 いがりまさし 6月22日 新潟県二王子岳

和名 フタリシズカ
二人静。

由来
ひとつの株に2本花序が出ることが多いので、静御前とその幽霊の舞を歌った謡曲「二人静」が名の由来といわれる。

花期 4〜6月。
特徴 新緑の頃、一見輪生する4枚の葉の上に穂状の白い花序を数本つける。似た物にはヒトリシズカがあるが、こちらは花序が1本だけで花期も早い。多年草。


白色。


花びらも萼もなく雄しべと雌しべだけで構成されている。

草丈 20〜50cm。
一見4枚が輪生しているように見えるが、対生する葉が2〜3対で構成されている。
生育地 落葉樹林や杉林の半陰地。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • ヒトリシズカ
    1本の茎に1本の花序がつく。林が芽吹く頃、葉の展開と同時に花を咲かせる。

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