ハンショウヅル


キンポウゲ科/センニンソウ属

ハンショウヅル
撮影 いがりまさし 6月17日 山梨県河口湖町

和名 ハンショウヅル
半鐘蔓。

由来
下を向いて咲く花が半鐘(釣り鐘)のように見えるのが名の由来。

花期 5〜6月。
特徴 緑が濃くなった林に釣り鐘形の花をぶら下げるつる植物。本州の低地には初夏に咲くこの仲間で、似た色の花を咲かせるものはない。つる性の低木。


黒みがかった赤紫色。


花びらのように見えるのはじつは萼片で4個。

草丈 つる性。葉柄で他のものに巻きつきよじのぼる。
3出複葉。小葉には鋸歯がある。
生育地 沢に沿った林や湿った草地など。
分布 本州、九州。


(似た物)
  • トリガタハンショウヅル
    花の色はクリーム色。

  • クロバナハンショウヅル
    北海道の原野に生える。

  • タカネハンショウヅル
    夏から秋に咲く。近畿以西に分布。

  • ミヤマハンショウヅル
    亜高山以上に生え、花びら(萼片)は先がとがり中に小さな花弁がある。

TOP | HOME | 用語解説