サラシナショウマ


サラシナショウマ科/ サラシナショウマ属

サラシナショウマ
撮影 いがりまさし 8月3日 長野県栂池高原

和名 サラシナショウマ
晒菜升麻。

由来
晒菜(さらしな)とは、若芽を湯がいて水にさらし食用とすることによる。升麻(しょうま)は漢名で、麻の葉に似ていることから。

花期 8〜10月
特徴 白い小さな花を穂状につけた姿はガラスのコップを洗う時のナイロンブラシに似ている。秋、山のやや明るい林の斜面ではひときわ高く伸ばした花序が風に揺らいでいる。多年草。


白色。


茎の先に長さ15〜30cmの長い花序をだし、白い小さな花が密につく。両性花と雄花がある。小さなひとつひとつの花には0.5〜1cmの花柄がある。

草丈 直立。高さ40〜150cm。
互生。葉は2〜3回3出複葉、多数の小葉からなる。小葉の長さ3〜8cm、卵形〜長楕円卵形。縁にふぞろいの鋸歯があり2〜3裂する。
生育地 山地の草原や林縁、やや明るい林下。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • イヌショウマ
    関東〜近畿地方。花には花柄がなく花序は先が垂れない。葉は2回3出複葉で小葉9枚、縁は3〜5裂する。オオバショウマ

  • ルイヨウショウマ
    花は5〜6月。花序は短い。

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