キクザキイチゲ


キンポウゲ科/イチリンソウ属

キクザキイチゲ
葉は細かく切れこむ
撮影 いがりまさし 5月3日 新潟県佐渡

和名 キクザキイチゲ
菊咲一華。菊咲一花。

由来
花びら(萼片)の数が多く菊の花のように見え、ひとつの茎にひとつ花がつくから。

花期 4〜6月。
特徴 雪解けの落葉樹林に咲く代表的なスプリングエフェメラル(春植物)。アズマイチゲと似ているが、葉がだらりと垂れずにピンと水平に張る。多年草。


白色。淡紫色。紫色。


花びらに見えるのはじつは萼片でふつう8枚以上。花弁はない。

草丈 10〜20cm。
3出複葉。小葉はさらに鋭く切れこむ。水平に展開する。
生育地 落葉樹林。特に雪国に多い。
分布 北海道、本州。


(似た物)
  • アズマイチゲ
    葉がだらりと垂れ小葉の切れこみは少ない。

  • イチリンソウ
    花びら(萼片)は5〜6枚。

  • エゾイチゲ
    北海道の山地に生える。ひとまわり小さく花びら(萼片)は5〜7枚。

TOP | HOME | 用語解説