ムシトリナデシコ


ナデシコ科/マンテマ属

ムシトリナデシコ
撮影 いがりまさし 7月16日 北海道美幌町

和名 ムシトリナデシコ
虫捕撫子。

由来
茎の上部に粘液を分泌し、アリなどの虫が捕らえられることから。カワラナデシコなどとは別属。

花期 5〜6月。
特徴 ナデシコとはいってもカワラナデシコなどより花はずっと小さい。茎がねばって虫がくっついていることもある。観賞用に江戸時代に渡来し現在でも栽培されるが、野生化して河原を一面にピンク色に染めているのも見かける。1年草〜越年草。


紅紫色。


花は茎の先に密に集まり同時に咲く。5枚の花びら(花弁)はすきまがあいている。直径10mm程度。萼は合着して1cm程度の筒状。

草丈 30〜60cm。
対生。卵形〜卵状披針形。全体に粉白色を帯びる。長さ:3〜5cm。
生育地 日当たりの良い河原、道ばたなど。
分布 ヨーロッパ原産。


(似た物)
  • カワラナデシコ
    花びらの先端が深く切れこむ。

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