ハマナデシコ


ナデシコ科/ナデシコ属

ハマナデシコ
花びらは先がわずかに切れ込むだけ
撮影 いがりまさし 6月30日 愛知県渥美町

和名 ハマナデシコ
浜撫子。

由来
海辺に生えるナデシコの意。別名:フジナデシコ。

花期 6〜10月。
特徴 海岸の岩場などに生え、1本の茎にかたまって花が咲くのでよく目立つ。花はナデシコの仲間だとわかるが葉は肉厚でいかにも海岸植物らしい。多年草。


紅紫色。


5枚の花びら(花弁)の縁は鋸歯状に浅く切れ込む。直径15mm程度。花は茎の先に密に集まり同時に咲くが、花を持たない茎もある。萼は合着して1.5〜2cmの筒状。

草丈 20〜50cm。
対生。卵形〜長楕円形で厚く、光沢がある。縁に毛がある。長さ:5〜8cm。
生育地 海岸。
分布 本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • カワラナデシコ
    花弁の縁は深く切れこむ。

  • シナノナデシコ
    山地性。葉はやわらかく細長い。

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