ハコベ


ナデシコ科/ハコベ属

ハコベ
撮影 いがりまさし 4月11日 愛知県安城市

和名 ハコベ
繁縷。

由来
ハコベはハコベラの略とされるが、ハクベラの意味は不明(葉配りとの説がある)。別名:ミドリハコベ、アサシラゲ。

花期 3〜9月。
特徴 春の七草として親しまれてきた野草のひとつ。ウシハコベとは雌しべの先端(花柱)のわかれ方がちがう。ハコベは3つにわかれるが、ウシハコベは5つにわかれる。越年草。


ハコベ
雌しべの先は3つにわかれる
撮影 いがりまさし


白色。


5枚の花びら(花弁)は大きく切れこんで、10枚のように見える。直径8mm程度。雌しべの先端(花柱)は3つにわかれている。

草丈 15〜30cm。
対生。卵形で先端はとがる。縁は全縁。上部の葉は無柄。長さ:1〜3cm。
生育地 畑地、道ばた、草地などに群生する。
分布 日本全土。


(似た物)
  • コハコベ
    茎が紫色を帯び葉が小さい。また雄しべの数が少なく種子の突起が目立たないなどのちがいがある。

  • ウシハコベ
    全体に大型で花柱は5つにわかれる。

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