カワラナデシコ


ナデシコ科/ナデシコ属

カワラナデシコ
撮影 いがりまさし 7月26日 愛知県設楽町

和名 カワラナデシコ
河原撫子。

由来
河原に多いところから「カワラ」の名がある。「ナデシコ」については、なでるほどかわいいからという説などがあるが、はっきりしない。

花期 7〜10月。
特徴 花びらの縁が深く切れこむのは、カワラナデシコの仲間に特徴的な形態。北海道や高山のカワラナデシコの変種以外、この形の花はほかにない。ただし園芸品種化されたものも多い。多年草。


ピンク色で美しい。


花びらは5つで先端が深く切れ込む。萼筒は細長い。

草丈 40〜100cm。
細長くて対生する。粉をふいたように白っぽいものが多い。
生育地 山や丘陵地の草原、海岸や河原の岩場など。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • シナノナデシコ
    富士山周辺に多い。花びらの切れこみは浅い。

  • ハマナデシコ
    海岸に生える。葉は厚く花びらの切れこみはやはり浅い。

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