ヨウシュヤマゴボウ


ヤマゴボウ科/ヤマゴボウ属

ヨウシュヤマゴボウ
子房は緑色
撮影 いがりまさし 9月15日 兵庫県丹南町

和名 ヨウシュヤマゴボウ
洋種山牛蒡。

由来
ヤマゴボウ(中国原産で人家に植えられ、ときに野生化)に似て、北アメリカからの帰化種であることから。別名:アメリカヤマゴボウ。

花期 6〜10月。
特徴 太くて赤いがっしりした茎はいかにも帰化植物の様相。葉も粗大。果実は黒紫色に熟し、つぶすと赤紫色の汁が出る。多年草。


白色〜ピンクで、花の中心(子房)は緑色をしている。花柄が赤くて目立つので、全体の印象としては赤と感じる。


5枚の花びらは萼片(花弁はない)で、直径6mm程度。花序(総状花序)は粗いブラシ状。

草丈 100〜200cm。
互生。長楕円形で先端はとがる。長さ10〜30cm。
生育地 空き地、道ばたなどに多く見られる。
分布 北アメリカ原産。
備考 味噌漬などで売られている「ヤマゴボウ」は、アザミ類(キク科)の根を利用している。本種の根は毒といわれているので、食べてはいけない。


(似た物)
  • ヤマゴボウ
    茎は緑色、葉の先端はとがらない。

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