ミゾソバ
タデ科/イヌタデ属
:
いがりまさし
9月12日 長野県開田村
和名
ミゾソバ
溝蕎麦。
由来
溝などの水湿地に繁茂する蕎麦に似た植物という意味。別名:ウシノヒタイ。
花期
7〜10月。
特徴
コンペイトウのような花の集まりをつけるタデの仲間は秋の湿地に多いが、ミゾソバは最もふつうのもの。別名ウシノヒタイのもとになった葉の形が識別のポイント。1年草。
花
色
白色とピンク〜赤(白い花びらの先端が赤く色づく)。
形
3〜4mmの小さな花がボール状に集まっている。花びら(萼)は閉じていることが多い。
草丈
30〜100cm。茎に下向きの刺がある。
葉
互生。基部が耳状に張り出していて、全体としてはほこ型。先端はとがる。長さ4〜10cm。
生育地
水田用水路、河原、道ばたなどの湿った場所に群生する。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
アキノウナギツカミ
葉の基部はやじり形で茎を抱く。
ママコノシリヌグイ
葉は三角形で茎はつる状。刺が鋭い。
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用語解説