ミズヒキ


タデ科/ミズヒキ属

ミズヒキ
上面は赤、下面は白く見える
撮影 いがりまさし 9月14日 鳥取県大川寺

和名 ミズヒキ
水引。

由来
上から見ると赤く、下から見ると白く見える花序を、紅白の水引にたとえた。

花期 8〜11月。
特徴 木陰に点々と赤く浮かびあがる花の風情は独特のもの。まちがえる心配のある植物はまずない。多年草。


白〜赤。上から見ても白いものをギンミズヒキ、紅白がまざったものをゴショミズヒキという(いずれも品種)。


花びら(花被片)は4枚。上の3個が赤く、下の1個は白い。果実(そう果)は花被片に包まれているので、紅白がそのまま残る。

草丈 50〜80cm。茎は太く、節の部分がふくれる。
互生。楕円形。長さ:5〜15cm。両面に毛あり。
生育地 林内、林縁のやぶなどにふつうに生える。
分布 日本全土。


(似た物)
  • シンミズヒキ
    葉は無毛でやや長く、先端がとがる。

  • キンミズヒキ
    花は黄色。名前は似ているがバラ科でまったくの別種。

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