ママコノシリヌグイ


タデ科/イヌタデ属

ママコノシリヌグイ
撮影 いがりまさし 9月21日 京都府舞鶴市

和名 ママコノシリヌグイ
継子の尻拭。

由来
茎の逆向きの刺で尻をぬぐったら痛いだろうという連想から。別名:トゲソバ。

花期 6〜11月。
特徴 コンペイトウのような花の集まりをつけるタデの仲間は秋の湿地には多いが、ママコノシリヌグイは三角形の葉が目印。よく似たミゾソバは葉の全体はほこ形で基部が耳のように張りだす。また、ミゾソバよりも茎はよりつる状で刺も鋭い。1年草。


白〜赤。


花びら(花被片)は4〜5枚。あまり開かない。果実になっても花と同じような色をしている。

草丈 60〜120cm。茎はつる状で他の草に寄りかかって伸びる。
互生。三角形。長さ3〜8cm。
生育地 道ばた、林縁、河原などの日当たりのよい所に生える。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ミゾソバ
    葉はほこ形で茎はつる状にはならない。

  • アキノウナギツカミ
    葉は細長く基部はやじり形で茎を抱く。

  • イシミカワ
    葉や茎の感じはそっくりだが花は目立たず紫色の果実が目をひく。

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