イヌタデ


タデ科/イヌタデ属

イヌタデ
撮影 いがりまさし 10月17日 愛知県豊橋市

和名 イヌタデ
犬蓼。

由来
刺身のつまなどに利用されるヤナギタデに似ていながら辛みはなく、役に立たないことから「イヌ」と名づけられた。別名:アカマンマ。

花期 6〜10月。
特徴 タデの仲間では最もふつうに見られるもの。花は紅色で花序の先はあまり垂れない。よく似たオオイヌタデとは、小型であることのほか、托葉鞘とよばれる葉のつけねの茎についた皮のようなものの縁に長い毛があることで見わけられる。1年草。


紅色。


花びら(花被片)は4〜5枚。あまり開かない。果実になっても花と同じような色をしている。

草丈 20〜50cm。
互生。細長い。長さ3〜7cm。
生育地 道ばた、荒れ地、庭など、日当たりがよければ至る所に生える。
分布 日本全土。


(似た物)
  • オオイヌタデ
    大型で托葉鞘に長い縁毛はない。

  • ハナタデ
    葉の先端が尾状にとがり、花序は長くてまばら。

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