アキノウナギツカミ


タデ科/イヌタデ属

アキノウナギツカミ
撮影 いがりまさし 9月12日 長野県開田村

和名 アキノウナギツカミ
秋の鰻掴。

由来
葉、茎には刺があってざらざらした感触のため、鰻をつかんでもすべらないだろう、という発想に基づく。

花期 8〜11月。
特徴 コンペイトウのような花の集まりをつけるタデの仲間は秋の湿地には多いが、アキノウナギツカミは葉が細長くて基部が茎を抱くようになるのが目印になる。1年草。


白色とピンク〜赤(白い花弁の先端が赤く色づく)。


4〜5mmの小さな花がボール状に集まっている。ひとつひとつの花は閉じていることが多い。

草丈 60〜120cm。
基部がやじり形に張りだし茎を抱く。短い柄があるが目立たない。長さ5〜10cmで鋸歯はない。
生育地 水田脇、河原などの湿った場所に群生する。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • ミゾソバ
    葉の基部は左右に張りだし茎を抱くようにはならない。

  • ウナギツカミ
    花期は初夏。

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