ラセイタソウ


イラクサ科/カラムシ属

ラセイタソウ
撮影 いがりまさし 10月1日 岩手県陸中海岸

和名 ラセイタソウ
羅背板草。

由来
葉の感触がラセイタというラシャに似た毛織物に似ていることから。

花期 7〜9月。
特徴 葉はぶ厚くちりめん状のシワがあって、ゴワゴワした独特の感触がある。海岸生で、内陸部では見かけない。多年草。


ラセイタソウ
葉は厚みがある
撮影 いがりまさし


淡緑色〜クリーム色。


5mmほどの団子を串刺しにしたような穂が上向きにつく。これは雄花で、雌花は茎の下部につくため目立たない。

草丈 30〜70cm。
対生。先がすぼまった卵型で、先端は2つに裂けることが多い。鋸歯は細かい。
生育地 海岸近くの岩場や道ばたなどに群生する。
分布 北海道(南部)、本州(紀伊半島以東の太平洋岸)。


(似た物)
  • オニヤブマオ
    葉の厚みはラセイタソウほどではなく鋸歯はふぞろい。

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