カテンソウ


イラクサ科/カテンソウ属

カテンソウ
雄花は5つの葯が飛び出す
撮影 いがりまさし 4月10日 東京都八王子市

和名 カテンソウ
花点草。

由来
小さな花を点に見立てたものであろう。

花期 4〜5月。
特徴 早春に咲く花のなかでは地味ながら特徴ある形をしているのでまちがえる恐れのある植物はあまりない。気をつけてみていると、花粉が煙のようにたなびくのがわかる。多年草。


離れて見ると紫褐色だが花の内側は白色。


雄花:葉のつけねから1cm前後の花柄を出し、その先に小さな花がかたまってつく。雌花:花柄がないため目立たない。

草丈 10〜30cm。
互生。三角形〜ひし形。幅、長さとも1〜3cm。浅い切れこみにも見える鋸歯が特徴的。
生育地 山野の木陰、林縁などに群生する。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • 似ているものは少ない。芽生え時のカキドオシに葉がやや似ているが花が咲けばまちがえることはない。

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