ウワバミソウ


イラクサ科/ウワバミソウ属

ウワバミソウ
撮影 いがりまさし 5月6日 愛知県鳳来町

和名 ウワバミソウ
蟒蛇草。

由来
蛇が出そうな沢沿いに多いことから。蛇が食べ過ぎた後で、この草を消化剤として食べる、という言い伝えもある。

花期 4〜10月。
特徴 水がしたたるような岩場でよく見かける。見るからに水分を多く含みおいしそう。よく似たトキホコリの仲間とは葉の先が尾のように長くなることで識別できる。雌雄異株の多年草。


淡緑色。


雄花:葉のつけねから短い花柄を出し、その先に小さな花がかたまってつく。雌花:花柄はない。

草丈 20〜40cm。
互生。左右非対称で鋸歯があり、先端は尾状に伸びる。
生育地 山地の沢沿いや湿崖など湿り気の多い場所に群生する。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • ヒメウワバミソウ
    ウワバミソウの基本種で西日本に分布する。小型で葉の先が一層尾状にとがる。

  • トキホコリ
    ウワバミソウより葉の先が長くとがらない。同じ花序に雄花と雌花がつく。

TOP | HOME | 用語解説