イラクサ


イラクサ科/ イラクサ属

イラクサ
撮影 いがりまさし 8月29日 熊本県蘇陽町

和名 イラクサ
刺草。

由来
茎や葉の刺に触れると痛いから。

花期 9〜10月。
特徴 葉や茎の至る所に蟻酸を含む刺がある。山地で、植物を見ていて何かの拍子に触れてチクッ。刺にあたって気がつく。刺さるとしばらく(1〜2時間ほど)痛がゆい。よく似たミヤマイラクサは葉が互生だがイラクサは対生。葉の縁が不規則に裂けるのも、似た仲間と見わけるポイント。多年草。


イラクサ
茎の刺はさわると痛い
撮影 いがりまさし


淡い緑色。


雌雄同株。雌花は上方、雄花は下方の葉腋に別々につく。

草丈 高さ40〜80cm。
対生。長さ5〜16cm。葉柄は葉身とほぼ同長。
生育地 山地の日陰や林縁。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • エゾイラクサ
    葉はやや細長い卵状長楕円形。葉柄は葉身より短い北海道、中部地方以北。

  • ミヤマイラクサ
    葉は互生。

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