アオミズ
イラクサ科/ ミズ属
:
いがりまさし
8月29日 熊本県蘇陽町
和名
アオミズ
青ミズ。
由来
茎がみずみずしく、草全体が緑色であるところから。
花期
7〜11月。
特徴
その名のとおり全体がみずみずしい草。対生した葉の脇に細かな雄花と雌花がいっしょにつく。北海道や東北地方でふつうアオミズと呼ばれているのはヤマトキホコリのこと。ウワバミソウをアカミズと呼ぶのに対してよぶ方言である。1年草。
花
色
緑色。雌花は赤味を帯びることが多い。
形
雌雄同株。細かな雄花と雌花が葉腋に混生する。
草丈
高さ30〜50cm。
葉
対生。長さ2〜10cm。菱形状卵形、先はとがり基部はくさび形。葉柄がある。
生育地
山野の湿った場所。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
ミヤマミズ
全体に大型で1cmぐらいの大きな托葉が目立つ。雄花と雌花は別々の葉腋につく。山地の湿った場所。
ウワバミソウ
葉は互生し、葉柄がない山地の湿った場所。
クワクサ
人里の道ばたなどにふつう。葉は互生しザラつく。
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用語解説