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LIN001
音大橋あたりの漁村の夕暮れ

やがて───

びっしりと岩につく小さな貝にも似た音戸のいらかも、足早にやってくる夕闇にしっとりと沈んでいく。

その姿は、まさに満潮の海に沈み、ひとときの眠りに入る岸辺───

水道は、まるで天の川のように、まだ残る空の明るさを映す。

小舟


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