EXIT INDEX 旅の終わりに BACK EXIT

LIN001

SAKURAです。今月も見てくださって、どうもありがとう。
今回も初秋だと言うのに、とても暑かったです。大阪の残暑の猛烈さを味わい尽くした散策でした(笑)。

上着を脱いで

さて、今回は大阪市内に残る渡船場のすべてを巡ってみました。どれも今は市営になっています。

橋や道路の代わりなので、もちろん乗船料は取られません。

向こう岸への通勤・通学はもとより、晩ごはんの買い物に出たり、お医者さんに通ったり、などなど、ほんとうに気軽に使われています。

また、意外と知られていないのは、渡船はぜんぜん寂れてなどいなくて、朝は早くから夜は遅くまで、ほとんど15分おきくらいに発着し、朝夕のラッシュの時間帯などは、ピストン運転されているほど賑わっている交通機関だということ。
私も、正直言って時刻表までは見たことがなかったので、驚きました。

水面
とても現代風とは言えないけれど、しっかりと岸辺の暮らしを支えている渡船は、働き者だけれど背中でしか人生を語れない、不器用な“親父”みたいな匂いがします。

あなたも親父に会いに行ってみませんか?
今時はなかなか転がっていない実直さやぬくもりが、そこにはたっぷりと残されていますよ。

LIN001
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