東に琵琶湖を望むこの尾根の日暮れは早い。
冷えてきた風を頬に受けながら、熱い珈琲が欲しくなる。
・・・・「また、いつかきっと来よっと」
手垢のついていない風に吹かれたくなって訪れた、武奈ヶ岳。
そこで、私は明日を歩く元気をもらった気がした。