市役所や金沢城、有名な兼六園などのある中心部にやってきた。
ここは1632年(寛永9年)につくられた辰巳用水。
防火用水として、当時は珍しかった逆サイフォンの原理で、金沢城から8km離れた犀川上流から水を引いていたという。
今は、加賀百万石・金沢城下町の歴史を忍ばせる、静かなアクセントになっている。
辰巳用水の名残り
辰巳用水が流れる百万石通りには、木々の緑濃い中央公園があり、その一角にはレンガづくりの石川近代文学館が。
もとは旧第四高等学校の校舎だったということで、石川県にゆかりのある作家や詩人の各展示には、当時の教室をそのまま使っているそうだ。
街歩きの途中、静けさの中に身を浸したくなった時に、ふらりと立ち寄るといいかもしれない。
石川近代文学館
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