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秩父は蕎麦の美味しい店が多く、蕎麦通にはたまらない地域だ。秩父市内、巴川橋と佐久良橋を結ぶ道沿いの間にある「長尾根」は蕎麦だけでなく、洋食も旨い店だ。蕎麦と洋食はミスマッチなような気がするが心配には及ばない。ここで使用している豚肉は日高市にあるサイボクハムのゴールデンポークで、例えばゴールデンポークのピカタポモドーロ膳はメインの肉に手打のニ八ざる蕎麦、ごはん、小鉢、デザートがついて1480円と価格もファミレスより安い。美味しい店だと噂には聞いていたが、果たして出てきた膳は蕎麦はもちろんのこと、厚さ1cmはゆうにある豚肉は柔らかくジューシーで自家製のソースも旨い。小鉢はなんだろう..と思ったら「ジャガイモの冷製スープ」で、こいつがまた良い出来なのだ。サラダの自家製ドレッシングも独特の味付けで野菜のフレッシュさを引き立てている。最後のデザートも一切手抜きはなく、見た目は佐藤錦さくらんぼののったプリンなのだが、一口食べると、それはプリンではなくて杏仁豆腐だと気付いた。酸味が程好いバランスで、いままで食べた杏仁豆腐の中でもオリジナリティ溢れる旨さだった。これで1480円は安すぎ。果たしてこの価格で採算はあうのだろうか..と..こちらが心配してしまうほどだ。観光客よりも地元の家族連れで賑わっていたのも当然だろう
写真は荒川村のそば畑だ。荒川村はそば畑が多く、それゆえ蕎麦打ち道場を含めて手打蕎麦店も多い。車寝場所としても道の駅「荒川村」は美しくお薦めする
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