サシバ
タカ目/タカ科

学名:Butastur indicus /英名:Gray-faced Buzzard-Eagle

サシバ
撮影 :五百沢日丸(全て)

全長L49p
時期夏鳥(南部日本では少数が越冬)。
環境 平地から山地の林。
場所 本州、四国、九州の山地で繁殖。
「ピックイーッ」「キンミー」など。
: 声データなし

特徴

全身褐色。雌雄ほぼ同色だが、雄の方が濃褐色。胸は白い横斑が目立つ。虹彩と脚は黄色。喉は白く、中央に濃褐色の縦斑が1本ある。暗色型は全身濃褐色。飛翔時の翼下面はいわゆるタカフ(鷹斑)模様で、細かい斑がある。

行動

主に低山帯に多く、近くに谷津田、沢、水田などがある環境の山地の樹上に営巣する。水田や畑では主食とするカエルやトカゲが多い。他、ヘビなどの爬虫類、両生類昆虫類や小鳥のヒナ、ネズミなども捕食する。繁殖地では、4月上旬から下旬にやってきて、8月頃見なくなる。秋の渡りは、9月下旬から10月中旬頃で、数十、数百という群れを見ることもある。

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