キクラゲ

キクラゲ科/キクラゲ属


キクラゲ
広葉樹の枯れ木に群生。英名Jew’s ear。
撮影坂本晴雄 5月4日 千葉県館山市

和名 キクラゲ:
木くらげ(海のくらげに食感が似ていることに由来するが、中国では木耳と書き、それを日本でもそのまま「きくらげ」と読むことが多い。
発生時期 ほぼ1年中だが、特に春〜初夏が多い
発生場所 広葉樹の枯れ木(特に立ち枯れ)。
発生の様子 群生。しばしば木いっぱいに鈴なりになる。

大きさ
形状
形状:
径2〜6cm、高さ1〜3cm。杯状〜耳状の傘が数個〜十数個集まって発生する。雨に打たれればよく水を吸い、柔らかいゼラチン質になり、膨らむ。表面は白い非常に細かい毛が密生し、水を吸って膨らみ、かつ表面が乾燥した状態では、やや白い光沢を見せる。全体にやや透明感のある黄褐色〜紫褐色。乾燥すれば湿った時の3分の1以下に縮み、堅く黒褐色となる。様々な広葉樹から発生する。全体に柔らかいゼラチン質で、不定形のきのこ。

特徴 様々な広葉樹から発生する。全体に柔らかいゼラチン質で、不定形のきのこ。
似た種類 アラゲキクラゲは傘表面により長い毛を持ち、傘表面が白く見える。また全体に肉が厚く肉質。
食・毒
中華料理、和食でおなじみの素材。さっぱりした料理や炒め物によく合う。古くなってべたついたものは使わないこと。

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