アラゲキクラゲ

キクラゲ科/キクラゲ属


アラゲキクラゲ
背面は白色の細毛に覆われている。
撮影蜂須賀公之 3月24日 東京都東村山市

和名 アラゲキクラゲ:
荒毛木くらげ(食感が海のくらげに似ることから。中国ではキクラゲは木耳と書く。)
発生時期 ほぼ1年中だが、特に春〜初夏が多い
発生場所 広葉樹の枯れ木(特に立ち枯れ)。
発生の様子 散生〜群生。しばしば木いっぱいに鈴なりになる。


アラゲキクラゲ
広葉樹の枯木に群生する。
撮影蜂須賀公之 3月24日 東京都東村山市

大きさ
形状
形状:
径5〜12cm、高さ2〜4cm。杯状〜耳状の傘が数個〜十数個集まって発生する。雨に打たれればよく水を吸い、柔らかいゼラチン質になり、膨らむ。表面は白い細かい毛が密生し、内側はあづき色。乾燥すれば湿った時の3分の1以下に縮み、堅く褐色となる。様々な広葉樹から発生するが、特にニワトコ、ヤナギなどに発生しているのをよく見かける。傘の表面が毛に覆われ、白く見えるので簡単に同定できる。

特徴 様々な広葉樹から発生するが、特にニワトコ、ヤナギなどに発生しているのをよく見かける。傘の表面が毛に覆われ、白く見えるので簡単に同定できる。
似た種類 キクラゲは傘表面の毛が本種ほど目立たず、全体に肉が薄く柔らかい。
食・毒
中華料理でおなじみの素材。さっぱりした料理に使われることが多いが、豚の角煮とともに柔らかく煮込んでやっても美味。

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