大きさ 形状 色 |
形状:
幼菌時は径2~3cmほどの卵形で白色。土中に半分~ほとんど埋もれる。やがて頂部が裂開し、高さ9~15cmのスポンジ状の柄が伸出する。柄の先端には粘質、暗色のグレバ(胞子のできる部分)がついた膜質袋状の傘があり、柄の先端に被さるようについている。グレバは暗褐色。スポンジ状の柄は白色で、上部にいくにつれ橙色を帯びる。空気に触れるとグレバは悪臭を放ち、昆虫などを呼び寄せ、胞子を拡散させる。柄が細く長く、しばしば重さを支えきれずに曲がって倒れる。柄の先端の傘のような部分は袋状(キャップ状)に柄に被さっており、先端部分だけで柄と接続している。
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香り |
成熟し、卵状の袋から伸び上がったものは、傘表面にある暗色の液体から強い臭いを放つ。この匂いは卵が破れる以前にはしない。臭いはスッポンタケやサンコタケほどには強くない。
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特徴 |
柄が細く長く、しばしば重さを支えきれずに曲がって倒れる。柄の先端の傘のような部分は袋状(キャップ状)に柄に被さっており、先端部分だけで柄と接続している。
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似た種類 |
キツネノロウソク、キツネノエフデなどは柄の先端に直接グレバを付け、袋状の傘構造を持たない。
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食・毒 |
 | 食毒不明 |
安易に試食などしてはならない。
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